香港地下鉄「MTR」で展開するエスカレーターサイネージCase Study [2010/4/10]
デジタルサイネージ業界で20年以上の実績を誇るスウェーデンのDISE International AB 社のブランドネーム「DISE」のソフトウェアが、香港の地下鉄やトルコのIsbank 社、Turkcall社、スウェーデンのTelia社など、海外では数多くの企業に導入されている。今回は、同ソフトウェアを使ったユニークな事例の中から香港の地下鉄「MTR」での使用例を紹介する。
「MTR」は、平日の平均乗客数が340万人を数える香港最大の鉄道路線であり、その内4駅の構内エスカレーター横壁面に、32型の液晶ディスプレイを複数台連続して設置。4駅で合計130台以上を導入している。
放映コンテンツは、ディスプレイ一つ一つに合わせて表示するのではなく、連続設置されたすべてのディスプレイを1画面として考え映像を放映。映像がディスプレイ間を移動するタイプの動画ではリアルさを重視し、画面ベゼルや画面間隔により表示されない部分を実寸通り表示させていない。また、各駅に設置されたディスプレイはネットワークで集中管理されており、すべて同期した一つの広告を放映している。