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ラ・フェンテ代官山リニューアルオープンCase Study [2011/7/22]

2011年7月20日、“ラ・フェンテ代官山”が新規店舗を加えリニューアルオープンした。
1階入口、屋外に設置されたサイネージは雨・風・熱(日照)などの問題をクリアする為、ハウジング制作を行っている。また、ディスプレイは防塵・防水加工を施したSANYO製を採用し、プレイヤーPCは屋外の設置に対応できる耐久性のあるものを選択。これにより、設置が難しいと言われる屋外デジタルサイネージを実現している。
コンテンツ制作ではデジタルサイネージソフトウェアである“DISE”を使用。リニューアルコンセプトの「グリーン」に合わせて花と緑をイメージとしたデザイン。蝶と蔦の葉の動きを全てのコンテンツに取り入れ統一感を演出、各テナント情報が表示されていく。また、コンテンツの更新も決められた箇所の写真やテキストだけであれば、DISEの知識がなくとも更新していくことができる。ランニングコストの削減にもつながる。企画からシステム設計・ハードの選択・設置・施工・コンテンツ制作、更に管理監視体制までOne Stopで対応が可能であることは、我々の強みである。

2階『Baby & Kids』エリアに設置されたサイネージにはインタラクティブコンテンツを導入し、主に子供向けとして制作されている。このフロアの壁には額縁が一面に敷き詰められ独特の空間となっており、サイネージは空間に溶け込むようにディスプレイが額縁におさまっている。また、コンテンツデザインも同様にリニューアルコンセプトである「グリーン」を基調としており、全体的なイメージの統一感も出されている。コンテンツにはWEBカメラをセンサーとして使用しており、画面の前にくるとセンサーが反応しコンテンツが切り替わる。この仕組みで通常ではラ・フェンテのロゴが画面に表示され、センサーが反応することによって、タマゴが画面に登場し中から動物が出てくるといったコンテンツを制作した。他にもゾウやパンダがセンサーに反応して画面に登場するコンテンツがある。

更にWEBカメラで画像認識を行う仕掛けも追加。これは店内などで配布されている専用カードをWEBカメラに認識させることで通常とは別のコンテンツを再生させる仕組みが導入されている。ここでは画面に現れる3種類の動物に餌を与えられるコンテンツである。また、画像認識で再生されたコンテンツではWEBカメラでキャプチャーした画像をリアルタイムで再生するため、あたかも自分自身が入り込んだ感覚で楽しむことが可能である。

この様なインタラクティブソリューションは、DISEだけではなく他のソフトと連動させることで実現している。今回のラ・フェンテ代官山では『DISEとWEBカメラ』の連動であったが、DISEはタッチパネル等との連動も可能であり、ニーズに合わせた様々なソリューションに対応が可能である。

  • ラフェンテ代官山 屋外サイネージ
  • ラフェンテ代官山 モーショントリガー機能
  • ラフェンテ代官山 AR機能
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