「福岡パルコ」にDISEによるデジタルサイネージシステムが採用されましたCase Study [2014/11/28]
2014年11月13日(木)、グランドオープンした「福岡パルコ 新館・本館」にデジタルサイネージソフトウエア「DISE」によるデジタルサイネージシステムが計27台導入されました。
全国に先駆けこの福岡パルコには、パルコ社が取り組む、実店舗とWEB、スマートフォンアプリ、デジタルサイネージをコンテンツ連携させる先進的なICT戦略の一環として、実現したものとなります。まさに、ICTを活用した新しいお客様との「デジタルリンクコミュニケーション」の始動となりました。新館には、エスカレーター導線上や館外に向けた80インチの大型ディスプレイなど、計17台と共に、既存店となる本館の10台もDISEによる新サイネージシステムに生まれ変わり、旬な情報コンテンツをスピーディーかつタイムリーに提供できるツールとなっています。
空間演出に溶け込んだサイネージ
福岡パルコは木目を基調とした新館6Fの「タマリバ6」をはじめ、フロアやゾーンごとに、おしゃれでゆとりある空間演出が特徴で、フロアごとに違う筐体のサイネージとなっています。特にエスカレーター脇に配置されたサイネージはその映像と光のコラボによる空間演出が施されています。
店舗・WEB情報との連携
今回のDISEシステムの特徴はCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)によるWeb連携を実現させたことです。これにより、各ショップのスタッフが定期的に更新するショップブログより新着商品、おすすめコーディネイト情報や飲食店のメニューおよびイベント情報などをデジタルサイネージと連携し、自動で更新されるシステムとなりました。これにより、各ショップが主体で情報操作ができるという付加価値に繋がり、パルコ社のICT戦略に確かな成果と相乗効果をもたらすものと思われます。
DISEの今後の展望
デジタルサイネージはもはや単体での利用価値は薄れ、CMSでいかに連携できるか、いわゆる<クロスメディア + 相乗効果>になるかが重要になってきたと思われます。パルコ社のICTを活用したデジタルリンクコミュニケーションのように、WEBコンテンツやスマートフォンアプリケーションなどの他メディアとの情報連携が必須となる、次なるステージに入りました。その中で、DISEが本来持つ演出性の高さに加え、コンテンツの配信・管理システムはもとより、ITに柔軟に対応できる表示システムが担えるということも大きな特徴になることを、パルコ様案件にて立証できたと思われます。パルコ社にご採用頂けたサイネージシステムは、DISEにとっても次なるステージへの大きな一歩になったといえるでしょう。